引越しのひより
大阪の引越しで使える補助金
引越し代そのものに出る公的な補助は、多くありません。大阪市・堺市など8市について、2026年11月2日に市と府の公式情報で確かめた結果です。

先に結論
8市で引越し代(引越業者・運送業者に払う費用)が補助の対象になるのは、次の2つでした。どちらも条件があり、誰でも使えるものではありません。
- 枚方市 結婚等新生活支援事業
- 新婚の夫婦が対象。引越費用・家賃・住宅購入などを合わせて上限30万円。
- 住居確保給付金【転居費用補助】
- 国の制度で、各市に窓口があります。収入が大きく減り、家賃の低い住まいへ移る必要がある方が対象。
このほか、豊中市・高槻市・堺市・大阪市には住まいの費用の補助がありますが、引越し代は対象外です(下の「引越し代は対象外の制度」)。
枚方市 結婚等新生活支援事業
結婚を機に枚方市で新しく暮らし始める夫婦への補助です。引越費用は「引越業者または運送業者へ支払った費用に限ります」とされ、不用品の処分費用や、自分でレンタカーを借りた費用は対象外です。運送業者は運輸局の許可を受けた業者に限られます。
- 婚姻日
- 令和8年4月1日〜令和9年3月31日に婚姻届が受理されていること。
- 年齢
- 婚姻日に夫婦ともに40歳未満(39歳以下)。
- 所得
- 夫婦の所得の合計が500万円未満(市の目安で給与年収約670万円未満)。年収ではなく所得で見ます。
- 住まい
- 夫婦の住民票が、結婚に伴って新たに暮らす枚方市内の住宅にあること。
- 対象の費用
- 住宅の購入、家賃などの賃借、リフォーム、引越費用。令和8年4月1日〜令和9年3月31日に支払ったもの。
- 上限
- 1新婚夫婦あたり30万円。
- 受付
- 事前に市の子ども青少年政策課に相談のうえ、令和8年6月1日から原則令和9年2月28日まで。
このほか、講座の受講などの条件があります。必ず枚方市のページで確かめてください。引越し会社に頼むときは、領収書の宛名と、引越費用だと分かる但し書きをもらっておくと申請で困りません。
住居確保給付金【転居費用補助】
生活に困ったときの国の制度で、大阪府内の各市に窓口があります。家計の立て直しのために家賃の低い住まいへ移るとき、転居先への家財の運搬費用や、礼金・仲介手数料などの初期費用が出ます。敷金や前家賃、家具・家電の購入は対象外です。
- 主な条件
- 世帯の誰かの離職・休業・死亡などで世帯の収入が大きく減ったこと(減った月から2年以内)。収入と預貯金が基準以下であること。
- 申請の前に
- 市の家計改善の支援を受け、転居が必要で費用を出すのが難しいと認められる必要があります。
- 上限
- 転居先の市町村の住宅扶助基準の3倍。転居先が大阪市なら、1人208,000円、2人224,000円、3人240,000円、4人256,000円、5〜6人272,000円、7人以上288,000円です。
まずはお住まいの市の生活困窮の相談窓口へ。詳しくは大阪市の案内(令和8年7月版)と厚生労働省のチラシをご覧ください。大阪市以外の上限額は、市ごとに違います。
引越し代は対象外の制度
住まいの費用には補助が出るものの、引越し代は対象に入っていない制度です。引越しと同じ時期に使えることがあるので、並べておきます。
- 豊中市 子育て世帯の住替え支援
- 18歳までの子がいるか妊娠中の世帯が、市内の民間賃貸住宅へ移るとき。礼金・仲介手数料・火災保険料・家賃債務保証料・鍵交換費用の3分の2、上限10万円(ひとり親家庭は15万円)。転居日は2026年4月1日〜2027年1月31日、申請は先着順。豊中市のページ
- 高槻市 3世代ファミリー定住支援
- 市外から転入した子育て世帯が、市内の親世帯と同居・近居するとき。住宅の取得は一戸あたり上限20万円、リフォームは工事費の3分の1で上限20万円。申請は令和9年3月17日までの先着順。高槻市のページ
- 堺市 子育て世帯等空き家活用定住支援
- 若年世帯・子育て世帯が市内の空き家を購入するとき。申請は令和9年1月29日までの先着順。上限額は堺市のページでご確認ください。
- 大阪市 新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給
- 市内の分譲住宅を住宅ローンで買う新婚・子育て世帯へ、利子を最大50万円(年10万円×最長5年)。諸費用・入居費用の分の融資は対象外。大阪市のリーフレット
見つからなかった市
吹田市・東大阪市・八尾市では、引越し代が対象になる制度は見つかりませんでした。府の一覧と市の公開ページを確かめた範囲での結果で、制度が無いと断定するものではありません。八尾市の同居支援補助と中古住宅流通促進補助は、令和7年9月30日で終わっています。
申し込む前に
- 多くは予算に達したら終わる先着順です。引越しの日が決まったら、早めに市へ相談してください
- 事前の相談や申請が、契約や支払いより先に必要な制度があります
- 見積書と領収書は、宛名・日付・内訳が分かるものを残してください
- 制度は年度ごとに変わります。このページの内容は2026年11月2日時点です
※ ひよりは補助金の申請を代行しません。対象になるかは、各市の窓口でご確認ください。
現在はサイト確認用です
